近日入荷のタイトル (NURIA GRAHAM, FICKLE FRIENDS, STARCHILD AND THE NEW ROMANTIC, TOM MISCH)

2018.03.16 Friday

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    2,3日前から急に何度目か判らないThe Banglesブームが来ている。

     

     

    ここ数年沸くガールズ・バンドの礎ともいえるバングルスの楽曲群は今聴いても到底色褪せていない、そんな音楽屋っぽいつまらない物言いはあてつけで、メインボーカル=スザンナ・ホフスが私の本気の初恋の相手だった事を久しぶりに思い出しただけだ。

     

    プリンスとバングルスの相思相愛が生んだ"Manic Monday"はNew Order”Blue Monday"とならぶ名月曜ソングな訳だが、そんな音楽屋っぽいつまらない解説はどうでもよくてスザンナ・ホフスが「C'mon honey, let's go make some noise」と囁く瞬間に気が狂いそうになるほど愛おしくなるだけだ。

     

     

    だが停滞してはいられない。時を経た2018年、スザンナ・ホフスに別れを告げ、Nuria Grahamという新たな焦がれ人が私にできた事を皆さんにお伝えしておかなければならない。

     

     

     

    次週入荷予定のタイトルです。

     

    Acid Dad / S.T. (LP)

     

     

    THE COURTNEYS / S.T. (LTD. BLUE LP)

    Re-Stock

     

     

    Factory Floor / Heart Of Date (12") 

     

     

    Fickle Friends / You Are Someone Else (LP)

     

     

    The Fratellis / In Your Own Sweet Time (LP)

     

     

     

    Helena Deland / From The Series Of Songs 'Altogether Unaccompanied' Vol. I & II (12")

     

     

     

    Her's / Song Of Her's (LP)

    Re:Issue

     

     

    Lionlimb / Tape Recorder (LP)

     

     

     

    Martha Ffion / Sunday Best (LP)

     

     

    Nadine / Oh My (LP)

     

     

    Nuria Graham / Bird Eyes (LP)

     

     

    Nuria Graham / Does It Ring The Bell? (Limited Edition LP)

     

     

    Soft Regime / Hard Feeling (10")

     

     

    Starchild & The New Romantics / Language (LP)

     

     

    Tom Misch / Beat Tape 2 (2LP)

    Re-Stock

     

     

    Tom Misch / Reverie E.P. (10")

    Re-Stock

     

     

    V.A. / The Tarantino Experience (LP)

     

    STARCRAWLER JAPAN TOUR 2018@CONPASS

    2018.03.10 Saturday

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      Kitty, Daisy & Lewis, Julien Baker, The xx, Bonobo, Hazel Englishなどなど今年は例年に無くLiveに足を運んでいるが、その中でも圧倒的熱量でオーディエンスとぶつかり合ったのは間違い無くStarcrawlerだろう。

       

       

       

      東京、名古屋、大阪と各地でチケットがソールドアウトしたそうだが納得である。

      ボーカル=アロウ デ ワイルドのデカさと華奢さと美しさがもたらすロックシンガーとしてのカリスマ性だけでは無く、

      ヘンリー・キャッシュのキレにキレたギターリフ&ソロ、黙々と堅実なリズムを刻むティム・フランコ (Ba.)、オースティン・スミス (Dr.)。正直アルバムを聴いた時はやや肩透かしを喰らったものだが、彼等がステージで炸裂させる初期衝動が私の音楽に対する初期衝動を何年かぶりに引きずり出した事は確かだ。

       

       

       

       

      などとぼんやり思いふけりながらビールをチビチビやっていると、噛まれたのだ。アロウ嬢に。

       

       

      (本物の血ではありません。一応。)

       

      まず、Conpassという会場は、アーティストがステージから楽屋に出入りする為に客がたむろするバーカン前を通過しなければならない、という事をふまえていただきたい。

       

       

      バンドが最後の曲(何だったか覚えてないが)をプレイしている最中、先だってステージを去るアロウ。

      もちろんオーディエンスはまだまだフロアに所せましと集まっている最中。ひと気の無いフロア外後方でフワフワしている私。

       

       

      演奏がクライマックスを迎える中、突如、激しい勢いでステージ袖の扉が空く。するとさっきまでステージに居た筈の真っ赤な髪の手足の長い女が『死霊のはらわた』って感じの形相で立っている。「ヤバい」と思った時は遅かった。アロウは人間とは思えないスピードでこちらに飛び掛かり、完全にむしる勢いで髪を掴み上記写真部に噛み付いたのだ。彼女を視界に入れてから噛まれるまで僅か2秒。デカいうえに速い。まるでPOVホラー映画に放り込まれた様な瞬間だった。

       

      何が起こったのか亜然としながら残りのビールを飲み干したがもちろん味などしない。

      そしてその直後にStarcrawlerの初回入荷分のレコードが全て完売した。

       

       

      「乗っている船はボロボロだが、そこには今沈むかもしれない底知れぬスリルがある。明日を生きるかそれとも今この瞬間を生きるのか。マイクで殴打され、ギターネックをア〇ルに突っ込まれてもかまわないStarcrawlerのデビュー・アルバム」

       

      とキャプションに書いたがそれに近い仕打ちを受けるとは夢にも思わない。

      そして私は昨日風呂に入る事を拒み眠りについた。

       

      Starcrawlerは音楽にのめり込み始めた時の初期衝動に加え、「初恋」という名の再生不可能な衝動まで墓から掘り返し台風の様に去って行ったのだ。

       

      この気持ちどうしてくれるんだまったく。

       

      Alffo Records 対訳ピックアップ NO. SHAME "CONCRETE"

      2018.03.07 Wednesday

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        <Text By Seiji Nakashima & Tina>

         

        今年初の対訳は遂に完成したテン年代末期の最終兵器。サウスロンドンのニュー・ワーキングクラスヒーローShameのデビュー・アルバム『Songs Of Prize』から、現代の"Lust For Life"とも言える"Concrete"をピックアップ。非常に抽象性が高い故はっきりいって訳者も私もかなり時間を要しました。そしてプレス待ちとはいえ、ゴリ押ししておきながら未だ再入荷を果たせていない自分が心底shameって感じです。もうしばしお待ち下さい.。

         

         

         

        [Verse 1]
        Do you feel alone (well sometimes I do)
        Do you feel replaced (feel like there's nothing at all)
        Fearing the unknown (stare into the abyss)
        Craving escape (waiting for the call)
        And are you really hurt (I pull the curtains close)
        Are you really here (I watch the paint run dry)
        Finding gold in the dirt (we can stay afloat)
        Measure money with fear (at least we can try)

         

        お前は孤独だと感じるか?(まあ時々な)

        何かに取って換わられたって気分か? (もう何も残されちゃいないって気分だ)

        見えないものを恐れ (どん底をじっと見つめ)

        もがき続けている (助けを待っている)

        お前は本当に傷ついているのか? (もう終わりにしようと思った)

        本当にここに居るのか? (じっと待ち続けている)

        はき溜めから金塊を探すかの様に (何とか生き延びて)

        怯えながら成功の尺度ってやつを測っている(少なくとも、まだやれる)

         

        [Verse 2]
        And is she with you now (no she's never around)
        Is she hearing me (not one little bit)
        Raise a plucked eyebrow (covered in concrete)
        Covered in concrete (just like dirt)
        Will the questions stop (I feel the temperatures rise)
        Will the answers end (I see another one coming for me)
        Monitored from the top
        As the unit bends

         

        今あの娘はお前の傍に居るのか? (いや、居ないね)

        あの娘はお前の話を聴いているのか? (何一つ聞いちゃいない)

        眉をひそめて (コンクリートの壁の中)

        コンクリートの壁の中 (まるではき溜め)

        質問はいつ止む? (体が熱くなってきたんだ)

        答えはいつ終わる? (もういっちょこっちにやってきているのが判る)

        権力者達の監視

        屈服させられるその他の者たち

         

        [Chorus]
        No more, no more, no more questions×2

        もう、これ以上、問いかけるのは止めろ!

         

        [Verse 3]
        And how does it feel
        How does it taste
        Would you rather it's real
        Or would you rather it's fake
        We can bring you up
        We can bring you close
        The time has passed for luck
        And now it's time for hope

         

        それでお前はどう思う?

        どんな味がしているんだ?

        お前は本物が欲しいのか、それとも偽りでも構わないのか

        俺達はお前を煽てることもできるし

        もっと近づけさせる事だってできる

        放っておけば運なんて尽きてしまうから

        今こそ希望を持つ時だ

         

         

        [Bridge]
        And I hope that you're hearing me×8

        俺のこの声がお前に届いている事を願う

         

         

        [Chorus]
        No more, no more, no more questions×2
        No more, no more
        No more, no more

        もう、これ以上、問いかけるのは止めろ!

        もう、これ以上!

         

        [Verse 4]
        And when the answers trickle thin
        You and I can finally think
        About the words in which we gave
        Were they condemned or were they praised
        What was their worth
        What was their mean
        Laugh as they simply meant nothing

         

        答えがポツポツと現れた時に

        お前と俺は考える

        俺達が放った言葉について

        それは非難されたのか、あるいは賞賛されたのか

        価値はあったのか

        意味はあったのか

        別に何の意味もなかった、って笑っちまうんだろうがな

         

         

        社会が不当に築いた規制の中で鬱積する若さ故のフラストレーション、だがその若さ故に、積極的に体制を破壊しようとする方向には向かわない。彼らにはまだ行動を起こす知恵も力も、そして勇気も持ち合わせていない。彼らを囲うコンクリートの壁はあまりに強固で高い。

         

         

        歌詞に注目すると、[Verse 2]までは「葛藤するもう1人の自分」と出口の見えない問答を繰り返す。

        (この自己分裂的な設定は『ファイトクラブ』を思い出させる)

         

        「どうする。やるのか、やらないのか。このままでいいのか。今のお前の人生なんてクソ以下だぞ。」

         

        無間地獄にも思えた焦燥感はこの曲の肝ともいえる次の一言で流れを変え始める。

         

        No more, no more, no more questions

        No more, no more, no more questions

         

        もう沢山だ。そして[Verse 3]以降カッコつきの声が消ると同時に、

         

        And now it's time for hope

         

        という、本曲で唯一といっていいであろうポジティヴなフレーズが放たれる

         

        諭す様に独白する[Verse 4]の歌詞の内容はまるで、"Concrete"という曲の存在そのものを、メタ的(客観的)にShame自信が自己分析している様にも聴いてとれる。ところが、微かな光明を見出しかけた矢先、ラストのフレーズではルサンチマンのお家芸とも言える強烈な「アイロニー」で締め括られあっぱれだ。

         

         

        英国の労働者階級の実態や彼等の気持ちを100%理解する事はできない (だから苦戦した訳だが)。だが、

         

        「長いものに巻かれるくらいなら死んだ方がマシ」

         

        という気持ちが奥底に潜んでいる私(実際事が起こればグルグルに巻かれても笑っているかもしれないが)にとって”Concrete"はそのシニカル性も含めて非常に共感しやすい内容であった。

         

         

        歌詞を何度も読み返して思い出したのは、スコットランドの作家アーヴィン・ウェルシュの『トレイン・スポッティング』、あるいはイギリス人作家アラン・シリトー『長距離走者の孤独』。2人に共通しているのは反権力的、あるいは反物質主義的な作風で知られる「作家界のワーキング・クラスヒーロー」である事。そして両作品共に映画化されているので興味があれば是非観て、読んでみて下さい。特に後者はPaul Wellerがバイブルとしている程の名著で私も大学の時に読みました。

         

         

        今からでも遅く無い。Shameと共にChoose your life.Choose your future.

         

         

        近日入荷のタイトル(Felt, Camp Cope, Moaning, Caroline Roseなど)

        2018.02.26 Monday

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          先日はRooms@Jaaiにお越しいただき誠に有難うございました。

           

          そしてこの日38歳になり、お祝いに来てくれた方全員にこの場を借りてお礼申し上げます。

           

          「俺は毎日食べている」

           

          と豪語する明治製菓の手先、岩崎慎先輩からのプレゼント「ヤンヤンつけボー」はAmazonでも好レビュー。

          レコードのみならずお菓子のセレクトもご機嫌(食べてないけど)

           

           

          18歳からレコードを買い始め、おまけにDJを初めて丁度20年目。

          やっている事が今とまったく変わっていなくて眩暈がするけれども20年変わらず続けてる事って実はほぼ皆無。

          それはやはり毎日楽しみな新作が世界中で生まれているが故です。

          という事で近日入荷タイトルもご期待下さい↓

           

          Average Sex - Ugly Strangers

          TRANS PARENT EP   RESTOCK 

           

           

           

          BØRNS - Blue Madonna

          LP

           

           

           

          Camp Cope - How To Socialise & Make Friends

          975 LTD. COLOR LP+DL CODE

           

           

           

          C.A.R. - Pinned

          LP

           

           

           

          Caroline Rose - Loner

          LP

           

           

           

          Charlotte Gainsbourg - Rest

          2LP+CD   RESTOCK 

           

           

           

          The Courtneys - S.T.

          LTD. BLUE LP   REISSUE 

           

           

           

          Felt - Crumbling The Antiseptic Beauty

          LTD. LP   REISSUE 

           

           

           

          Felt - The Splendour Of Fear

          LTD. LP   REISSUE 

           

           

           

          Felt - The Strange Idols Pattern and Other Short Stories

          LTD. LP   REISSUE 

           

           

           

          Felt - Ignite The Seven Cannons

          LTD. LP   REISSUE 

           

           

           

          Felt - The Seventeenth Century

          LTD. LP   REISSUE 

          ※5thアルバム『Let the Snakes Crinkle Their Heads to Death』のタイトル変更

           

           

           

          Fickle Friends - Brooklyn

          LTD. 12"

           

           

           

          Future - S.T.

          2LP+DL CODE

           

           

           

          Future - HNDRXX

          2LP+DL CODE

           

           

           

          Hiroshi Sato - Orient

          LP

           

           

           

          Hovvdy - Cranberry

          LTD. MILKY CLEAR LP+DL CODE

           

           

           

          Justin Timberlake - Man Of The Woods

          2LP+DL CODE

           

           

           

          Kendrick Lamar - DAMN. (Collector's Edition)

          LTD. CLEAR LP

           

           

           

          Lil Uzi Vert - Luv Is Rage 2

          2LP+DL CODE

           

           

           

          MGMT - Little Dark Age

          2LP+DL CODE

           

           

           

          Moaning - S.T.

          LP+DL CODE

           

           

           

          Palehound - YMCA Pool

          7"

           

           

           

          Pearl Charles - Sleepless Dreamer

          COLOR LP

           

           

           

          Ryuuichi Sakamoto - ASYNC - REMODELS

          2LP

           

           

           

          Saba - Bucket List Project

          LP

           

           

           

          Shitkid - This Is It EP

          LTD. EP   RESTOCK 

           

           

           

          Stein Urheim - Utopia Tales

          LP

           

           

           

          SZA - Ctrl

          GREEN TRANSLUCENT 2LP+DL CODE   RESTOCK 

           

           

           

          Tom Misch - Beat Tape 2

          2LP

           

           

           

          Tom Misch - Reverie
          10"   RESTOCK 

           

           

           

          Très Oui - Poised To Flourish

          LP

           

           

           

          Two Another - S.T.

          EP

           

           

           

          Yung Lean - Stranger

          2LP

           

           

           

          V.A. - Stranger Things: Music From The Netflix Original Series(OST)

          2LP   RESTOCK 

          オズパンクプロイテーション勃発。AMYL AND THE SNIFFERSと美しきライオット・ガールズ 2018

          2018.02.02 Friday

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            襟足が極端に長ければ札付きの不良だと判断してかまわない。

            オーストラリア発のパンクバンドAMYL AND THE SNIFFERS遂にデビュー。

             

             

            元々仲間内のハウス/ガレージでプレイするパーティパンクバンドだったそうだが、自主リリースした2本のカセットが話題に。その2タイトルをコンパイルしたLPがこの度オージーレーベル〈Homeless〉からリリースされた。彼女達のすばらしさはStarcrawlerよりもセクシャルで低俗でデタラメでインチキ臭い所にある(Sniffers,Blowjobsといった単語に顕著)。レーベルでいえば〈Burger〉や〈Flying Nun〉が好みそうな音だがサイケ臭は一切しない。アルバム通して30分も必要としなければ、オーストラリア産エクスプロイテーション映画(=オズプロイテーション)の様なC級くさいMV群も好ましい。世界各地で次々とネオ・パンクスが登場しはじめているが、オーストラリアからいち早くムーヴメントを起こすのはAMYL AND THE SNIFFERSだと確信したい。

             

            AMYL AND THE SNIFFERSのフロント=Amy Taylorをはじめ、2018を真っ赤に染めるであろう注目のガールズコレクション。

            皆さんはこの中の誰に罵倒されたいのでしょう。私は全員にです。

             

             

            2018 Riot Girls Collection

             

            1.Amy Taylor  (Amyl And The Sniffers)

             

             

             

            2.Arrow De Wilde (Starcrawler)

             

             

            3.Rakel Mjöll, Alice Go, Bella Podpadec (Dreamwife)

             

             

            4.Lou Rebecca

             

             

            5.Caroline Rose

             

             

            Lou Rebeccaは近日〈Italians Do It Better〉からカラー・ヴィイナルで入荷予定。