SHAMEが巻き起こすポスト・パンクハリケーン

2018.02.01 Thursday

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    先日The FallのMark E. Smithが他界した。The Fallの存在を知ったのは遅ればせながらではあるが、Andrew WeatherallのDJ Mix『Sci-Fi-Lo-Fi Vol. 1』に収録されていた"New Big Prinz"だったと記憶している。

     

    彼のSpit Rapとでも言うべき唱法は今聴いても攻撃性を失っていない。

    それはMark E. Smithが社会に抱える怒りやアイロニー、焦燥感が「リアル」であり続けるからだと思う。

     

    時を越えて2007年、These New Puritansが出現した時はリアルにThe Fallの新曲かと思った。

    他、Mark E. Smithの影響はPrimal ScreamやPavement,Late Of The Pierにまで多岐に及ぶ。

     

     

     

    そして2018年、デカダンス(病的感受性)を養分とするPost Punkをマッチョ化させ、威嚇的な鋭い眼光とふてぶてしさ、

    有り余るフラストレーション解きを放つニュー・ワーキング・クラスヒーロー=Shameがサウス・ロンドンから登場した。

    彼等もまたMark E. Smithの子供達だ。

     

     

    Shameの強靭なリフとビートを刻むパンクサウンドに最も近いのはThe FallでもJoy Divisionでも無くThe Damnedかもしれない。そして現行ならばテキサスのマッド・パンクスInstituteに共鳴する。

    だが"One Rizla"を聴けば彼等がただ消失点に向かって突き進むだけの短命型パンクバンドでは無く、アンセムメイカーとしての資質を兼ね備えている事がすぐに判る筈だ。こんなハイポテンシャルな新人に出会った記憶は今日まで恐らく無かったと思う。

     

     

    男性諸君、アレが勃たないならば恥ずかしがらないでバイアグラを飲めばいい。だが中指を勃てるなら直ちに爆音でShameを聴け!!

     

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